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Marc Chagall -マーク・シャガール

2008 - 09/29 [Mon] - 02:00

Marc Chagall
マーク・シャガール


彼の作品を初めて見たのは確か小学生の頃。
美術の教科書に載っていたのだと思う。
どの作品だったか忘れてしまったけれど、
独特の雰囲気と、動物が宙を浮いていたりするような
メルヘンな世界が子供心に好きだった記憶があります。

実物を初めて目にしたのは2005年のニューヨークにて。
グッゲンハイム美術館で「Paris from the Window」を見た時は、
しばらくそこから動けなくなりました。

名称未設定 2のコピー

とにかくその独特の色!
絵の前に立っているだけで、色がキャンバスからあふれてくる感じ。
色に包まれてぽわーんと幸せになってしまう。

絵画に対してそんな風に感じたのは初めてでした。
それ以降はニューヨークのどこの美術館をまわっても
「シャガールの色」ばかりを探し求めてしまうように。

シャガール

シャガールの色は鮮やかで、優しくて、よどみがない。
ポスターや写真では絶対に出せない色らしく、
実物でないとやはり「ぽわーん感」は味わえません・・。


一番最近では上野で行われたシャガール展に行ってきました。
絵を描いているシャガールの写真も多く展示されていましたが、
そこには想像通りの彼の姿が映されていて、なんだかとても嬉しくなりました。

 ポートレート2

絵を描いている彼はすっかり絵の中に溶け込んでしまっています。
きっと、自分の見たい色や見たい世界を膨らませて、
その中で泳ぐように夢中で描いていたんじゃないかな。

シャガールの作品は繊細でロマンチックなタッチのものが多いけれど、
その背後に、静かでどっしりとした強いLOVEを感じます。

97歳まで生きたシャガール。
様々な苦境の中でも、美しいものを求め続け、夢を描き、
自分の人生を愛し愉しんでいたのでは。

chagall-tbsm.jpg

繊細でやわらかいのに力強く、せつないのに陽気で無邪気。
「そんな風に生きられたらいいな。」
彼の作品を見ているといつもそう感じます。

きっとこれからもずっと私のヒーロー、
マーク・シャガールのお話でした。

**************************************************************
Marc Chagall
(マーク・シャガール:1887年7月7日 - 1985年3月28日)
ポートレート

は、20世紀のロシア(現ベラルーシ)出身のフランスの画家。
故郷ヴィテブスクは人口の大部分をユダヤ人が占めており、
シャガール自身もユダヤ人。

シャガールは1910年パリに赴き、5年間の滞在の後、故郷へ戻る。
この最初のパリ時代の作品にはキュビスムの影響が見られる。
1915年に結婚。10月革命(1917年)後のロシアでしばらく生活するが、
1922年、故郷を離れ再びパリへ戻る。

1941年、第二次世界大戦の勃発を受け、
ナチスの迫害を避けてアメリカへ亡命。
1947年にパリへ戻ったシャガールは、
1950年から南フランスに永住することを決意し、フランス国籍を取得している。

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